遺族年金シミュレーター

家計を支えていた方が亡くなったとき、残された家族が受け取れる遺族基礎年金+遺族厚生年金の額を自動計算します。遺族基礎年金は満額847,300円+子の加算(令和8年度・非課税)、遺族厚生年金は報酬比例部分の4分の3(加入期間300月未満は300月みなし保障)、40〜65歳未満の妻には中高齢寡婦加算(635,500円)が上乗せされます。生命保険の適正な加入額を検討する際の「公的保障の基礎値」としてご活用ください。

遺族年金 シミュレーション

生涯の平均月収イメージ。ボーナスを含む総報酬ベースです。

会社員・公務員期間の合計。300月(25年)未満の場合は300月とみなして計算します。

受給者を「子のある配偶者」または「子のいない40〜64歳の妻」を想定しています。

計算のロジック(令和8年度)

遺族基礎年金=847,300円+子の加算(1〜2人目 各243,800円・3人目以降 各81,300円)。対象は「18歳到達年度の末日までの子と生計を同じくする配偶者」または「子」です。子のいない配偶者は遺族基礎年金を受け取れません(遺族厚生年金のみ)。なお昭和31年4月1日以前生まれの配偶者は基本額が844,900円になります。

遺族厚生年金=亡くなった方の老齢厚生年金の報酬比例部分×3/4。報酬比例部分は「平均標準報酬月額×5.481/1000×加入月数」で概算し、加入月数が300月未満の場合は300月とみなして計算します。

中高齢寡婦加算=年額635,500円(令和8年度)。夫の死亡時に40歳以上65歳未満で子のいない妻、または子の成長により遺族基礎年金を受給できなくなった妻が、65歳まで受け取れます。65歳到達後は経過的寡婦加算(または自身の老齢基礎年金)に移行します。

遺族年金は完全非課税のため表示額がそのまま受け取れます。ただし、遺族年金生活者支援給付金(令和8年度 月額5,620円)など所得要件を満たす場合の別給付は含まれません。

よくある質問

遺族基礎年金はいくらもらえますか?

令和8年度は満額847,300円(年額)に子の加算が付きます。子が1人の場合は1,091,100円(847,300円+加算243,800円)、2人の場合は1,334,900円、3人の場合は1,416,200円(3人目以降は各81,300円追加)です。なお、遺族基礎年金を受け取れるのは「18歳到達年度の末日を迎えていない子(または障害等級1・2級の20歳未満の子)と生計を同じくする配偶者」か「その子自身」です。子のいない配偶者は受け取れません。

遺族厚生年金はいくらもらえますか?

亡くなった方の老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3の額です。厚生年金の被保険者期間が300月(25年)未満の場合は300月とみなして計算する保障があります。例えば平均標準報酬月額40万円・加入期間480月なら、報酬比例部分は約105万円で、その3/4の約79万円が年額です。

中高齢寡婦加算とは何ですか?

夫が亡くなったとき40歳以上65歳未満で子のいない妻、または子の成長などで遺族基礎年金を受給できなくなった妻が受け取る加算です。令和8年度は年額635,500円で、65歳になるまで加算されます。遺族厚生年金に上乗せして支給されます。

遺族年金に税金はかかりますか?

かかりません。遺族基礎年金・遺族厚生年金ともに公的年金ですが、遺族年金は所得税・住民税ともに非課税です(老齢年金に適用される公的年金等控除や税率の対象外)。表示された金額がそのまま受け取れます。

遺族年金を受給できる対象者と優先順位は?

遺族基礎年金は「子のある配偶者」または「子」、遺族厚生年金は配偶者・子・父母・孫・祖父母の順で、先の順位の人がいると後の人が受け取れません。また、再婚すると受給権は失われます。遺族厚生年金の受給には死亡した方に25年以上(300月)の受給資格期間が必要です(ただし厚生年金加入中の死亡など短期要件では300月みなし保障があります)。

遺族年金の請求期限はいつまでですか?

受給権は死亡した日に発生しますが、時効により5年で請求権が消滅します。遺族基礎年金・遺族厚生年金ともに死亡日の翌日から5年以内に請求が必要です。必要書類(戸籍謄本・住民票・死亡証明書類・収入要件の資料など)の準備に時間がかかるため、早めに最寄りの年金事務所へ相談することをおすすめします。

参照年度・最終更新日

参照制度と更新履歴
参照制度国民年金法第37条の3(遺族基礎年金)・厚生年金保険法第59条〜第64条(遺族厚生年金)
年金額遺族基礎年金 847,300円+子の加算(243,800円/81,300円)・令和8年4月分から
厚生年金報酬比例×3/4・乗数5.481/1000(総報酬制)・300月みなし保障
中高齢寡婦加算年額635,500円(40歳〜65歳未満・令和8年度)
最終更新日2026年10月6日
次回検証予定2027年4月(令和9年度年金額改定後)

年金額は毎年4月に改定されます。最新情報は日本年金機構公式ページでご確認ください。

免責事項と編集方針

本ツールは、一般的な情報提供と教育を目的としており、受給要件(生計維持関係・保険料納付要件・優先順位など)の該当性判断には関与しません。実際の年金額は、平均標準報酬月額の正確な値(再評価・平成15年3月以前の乗数)、加入期間の記録、支給停止(老齢厚生年金との調整)により異なります。正確な見込額は、ねんきん定期便または最寄りの年金事務所でご確認ください。当サイトの編集方針については、こちらをご覧ください。

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