奨学金返済シミュレーター

日本学生支援機構(JASSO)の貸与奨学金の返済シミュレーション。毎月の返還額(元利均等・据置期間利息込み)・完還までの総返還額と総利息額を自動計算。繰り上げ返済(繰上返還)を入れると、短縮される返還回数・年数と免除される将来利息の総額まで表示します。第一種(無利息)・第二種(有利子・2026年3月貸与終了固定方式2.423%を初期値)対応。

奨学金 返済 シミュレーション

第二種は貸与終了時の利率で確定(上限年3.0%)。2026年3月貸与終了・固定方式の実績値 2.423% を初期値にしています。ご自身の利率は機構の公式サイトで確認してください。

返還途中なら「現在の返還残高」を入力してください。

0を入力すると返還開始前(据置期間中を含む)の繰り上げです。貸与総額の全額を入力すると全額繰上返還になります。

繰り上げ返済による利息削減効果と期間短縮

第二種奨学金の繰上返還は、返還額の全額または一部を繰り上げて返還できます。一部繰上返還では月々の返還額は変わらず、繰り上げた分だけ返還期間が短縮されます。繰上にあたる期間の利子はかからないため、残り期間に発生するはずだった利息がまとめて免除されます。

利息削減効果の目安

繰上返済で削減される利息は、おおむね「繰上返還額 × 年率 × 残り返還期間(年)」の規模になります。利率が2022年卒の0.369%から2026年3月卒の2.423%へ高騰している現在、同じ繰上額でも削減効果は6倍以上に広がっています。例えば残高400万円・利率2.423%・残り15年のとき100万円を繰り上げると、削減される利息は約30万円規模になります。

計算方法(元利均等返済・概算)

本ツールは元利均等返済で計算します。毎月の返還額 M は「返還元金 × 月利 ÷(1 −(1+月利)⁻回数)」、据置期間(貸与終了翌月〜初回返還前月・約6か月)の利息は「貸与総額 × 年率 ÷ 2」として元金に加算します(いずれも概算・実際は日割り計算)。月賦額は切り上げ、最終回で端数を調整します。

返還期間の決まり

返還期間は貸与終了後、原則として貸与月数から貸与月数の2倍以内で選択します(4年間の貸与なら4〜8年)。月賦・半年賦併用返還を選択している場合は本ツール(月賦のみ)と実際の額が異なります。

返還が困難になった場合の公的救済制度(減額返還・返還期限猶予)

失業・傷病・災害・経済的な困難で返還が苦しくなった場合、日本学生支援機構(JASSO)には延滞する前に相談することが重要です。延滞が発生したままでは救済制度を利用できません(延滞解消が前提)。

JASSOの返還救済制度の比較(減額返還と返還期限猶予)
制度内容期間の目安
減額返還制度月々の返還額を2分の1または3分の1に減額し、その分返還期間を延長(返還総額は減らない)。災害・傷病・失業・経済困難(給与所得者は年収325万円以下が目安)が要件。1年ごとの申請で最長15年適用可能。最長15年(通算)
返還期限猶予一定期間、返還自体を猶予(先送り)する制度。猶予中の元金・利息の総額は変わりません。1年ごとの申請で最長10年適用可能。無利子の第一種奨学金で申請時の世帯収入が300万円以下の場合は、特例として期間の制限なく猶予を認める取り扱いがあります。最長10年(第一種・低所得特例では制限なし)

どちらも減額・猶予した分だけ返済完了までの期間が延びる仕組みです(返済総額が免除されるものではありません)。収入状況に応じて減額返還と猶予を組み合わせることも可能で、所得連動型返還方式(第二種)を選択している場合は減額返還制度の適用対象外となります。申請はJASSOのWebサイトまたは返還担当課へ。

よくある質問

第二種奨学金の利率はどのように決まりますか?

第二種奨学金の利率は、貸与が終わる時点(原則として卒業年の3月)の利率で確定します。返還終了まで固定の「固定方式」と、概ね5年ごとに見直す「見直し方式」から選択でき、基本月額分の利率の上限は年3.0%です。近年は金利上昇の影響で利率が高騰しており、2026年3月に貸与が終了した固定方式の適用利率は2.423%(2022年3月の0.369%から6倍以上)となりました。在学中は利息がかかりません。本ツールの初期値はこの2026年3月貸与終了・固定方式の値です。ご自身の貸与終了年月の利率は日本学生支援機構の公式サイトでご確認ください。

据置期間の利息とは何ですか?

第二種奨学金は在学中は無利息ですが、貸与終了の翌月1日から初回返還期日の前月27日までの「据置期間」には元金に対して利息がかかります(卒業後約6か月)。この据置期間の利息は返還開始後の返還額に含まれます。本ツールでは据置期間を6か月とし、貸与総額×年率÷2として概算し、返還元金に加算しています。実際の利息は日割り計算されるため、正確な額は日本学生支援機構の返還シミュレーションや貸与終了通知でご確認ください。

奨学金の繰り上げ返済(繰上返還)にはどんな効果がありますか?

繰上返還では、返還額の全額または一部を繰り上げて返還できます。一部繰上返還の場合、月々の返還額は変わらず、繰り上げた分の返還期間が短縮されます。第二種奨学金では繰上にあたる期間の利子がかからなくなるため、将来支払うはずだった利息の総額を削減できます(繰上返還額×年率×残り期間相当が目安)。ただし据置期間中に繰上返還する場合は、振替日までに発生した利息を併せて納める必要があります。利率が2%台に上昇している現在、繰上返済の利息削減効果は以前より大きくなっています。

第一種奨学金と第二種奨学金の違いは何ですか?

第一種は無利息で、貸与総額と同じ額を返還すれば完了します(学力基準が厳格)。第二種は有利子で、貸与終了時の利率が確定し、据置期間の利息も含めて返還します(学力基準は平均水準以上・貸与月額2〜12万円と選択の幅が広い)。貸与総額と返還年数が同じでも、利率2.423%・15年返還の場合、総利息は数十万円規模になります。本ツールで種類を選び替えれば差額が自動計算できます。

月賦と半年賦の併用返還とは何ですか?

日本学生支援機構では、毎月の月賦返還に加えて、ボーナス時期(原則1月・8月)に半年賦(年2回の追加返還)を併用する返還方法を選択できます。半年賦を併用すると毎月の負担を軽くしつつ総利息を減らせます。本ツールは月賦返還のみの概算で、半年賦併用は考慮していません。併用返還を選択している場合、実際の返還額は機構の返還シミュレーションをご確認ください。

奨学金の返還期間と返還回数はどのように決まりますか?

返還期間は貸与終了後、原則として貸与月数と同じ月数から最長で貸与月数の2倍の範囲内で選択します(例:4年間の貸与なら4〜8年)。大学4年間で月10万円を借りた場合(総額480万円)、15年(180回)や20年(240回)での返還が多く選ばれています。返還期間を長くすると毎月の負担は軽くなりますが、第二種では総利息が増えます。本ツールで返還年数を変えて総返還額を比較できます。

ご利用上の注意(免責事項)

  • 本ツールは概算です。JASSOの実際の利息は日割り計算・返還方式(月賦/半年賦併用)・利率確定時期により異なります。
  • 据置期間は6か月として概算しています。実際は貸与終了の翌月1日〜初回返還期日の前月27日で日数が変わります。
  • 第二種の利率は貸与終了時に確定します。在学中に利率が変動する可能性があります(固定方式・見直し方式の違いにもご注意ください)。
  • 返還期限猶予・減額返還などの救済制度、機関保証料、入学時特別増額貸与(利率が異なる)は考慮していません。
  • 正確な返還計画は日本学生支援機構の公式返還シミュレーションをご利用ください。

品質管理の方針

  • 繰上返還の仕組み(一部繰上は月賦額据え置き・期間短縮、繰上期間の利子なし、据置期間の利子あり)はJASSO公式ページに基づきます。
  • 利率は貸与終了時確定・固定/5年見直し方式・基本月額分上限年3.0%。2026年3月貸与終了固定方式の実績値2.423%をテストに組み込んでいます。
  • 第一種(無利息)の総返還額=貸与総額となる数学的検証を含む自動テストを実装しています。
  • 利率・制度改正時はJASSO公式サイトで確認し、本ページを更新します(最終確認:2026年10月)。

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