住宅ローン返済の計算のしくみ

元利均等返済

毎月の返済額を一定とする方式です。月利 r(年利÷12)、返済回数 n とすると、毎月の返済額は「借入額 × r ÷ (1 − (1+r)の-n乗)」で求まります。返済初期は利息の割合が高く、後半になるほど元本の割合が増えます。

元金均等返済

毎月の返済元本を一定(借入額÷返済回数)とする方式です。残高が減るほど利息が減るため、返済額は毎月少しずつ減っていきます。総利息額は元利均等より少なくなりますが、借り入れ当初の返済負担が重くなります。

住宅ローン控除(住宅ローン減税)のしくみ

住宅ローン控除は、年末の借入残高(借入限度額以下)× 0.7%を毎年の所得税から控除する制度です。所得税から控除しきれない分は、翌年度の住民税からも控除されます(住民税の課税総所得金額の5%・最高97,500円が上限)。令和8年度税制改正により、令和8年〜12年入居の適用期限が5年間延長されました。

住宅の区分別 借入限度額(令和8年〜12年入居)

住宅の区分別 借入限度額と控除期間
住宅の区分借入限度額子育て世帯等控除率控除期間最大控除額
新築・認定住宅(長期優良・低炭素)4,500万円5,000万円0.7%13年31.5万円/年
新築・ZEH水準省エネ住宅3,500万円4,500万円24.5万円/年
新築・省エネ基準適合住宅2,000万円3,000万円14万円/年
中古・認定住宅/ZEH水準3,500万円4,500万円24.5万円/年
中古・省エネ基準適合住宅2,000万円3,000万円14万円/年
中古(その他の住宅)・増改築等2,000万円—0.7%10年14万円/年

最大控除額は借入限度額一杯で借りた場合の毎年の控除額です。子育て世帯等とは、19歳未満の扶養親族がいる世帯または夫婦のいずれかが40歳未満の世帯です。

主な適用要件

  • 借入金の償還期間が10年以上であること
  • 住宅の引き渡しから6ヶ月以内に入居し、控除を受ける各年の12月31日まで居住していること
  • 控除を受ける年の合計所得金額が2,000万円以下であること
  • 床面積が40㎡以上であること(合計所得1,000万円超の人や子育て世帯等の上乗せ措置を利用する人は50㎡以上)
  • 中古住宅は耐震基準に適合していることなどの要件があります